ことばの教室担当 成長記録

ことばの教室担当になって3年目。自分で成長するために勉強してきたこと(構音障害や吃音など)を今後担当になる方の参考になるように自分の経験や本・サイトなどを紹介してブログに記録していきたいと思います。

はじめの一冊 構音障害の指導技法―音の出し方とそのプログラム(湧井 豊)

自分が,ことばの教室担当に決まった時に,先輩(3人体制の学校だったので2人いました)から,この2冊買っておくといいですよ,とお勧めされたうちの1冊です。正直最新のものではないですが,0の状態からどんな流れなのかなどをつかむにはいいと思います。

 

構音障害の指導技法―音の出し方とそのプログラム

構音障害の指導技法―音の出し方とそのプログラム

 

 アマゾンから目次をコピペします。

 

目次

I. 構音障害の基礎知識
 構音障害について
 誤りのタイプ
 障害音の種類
II. 構音障害の検査と診断
 構音検査法
 関連する検査
 検査結果のまとめ
 治療対象者の選定
 発語器官の見方とその医療処置
III. 指導ステップ・プログラム
 A.[カ]行の構音指導ステップ・プログラム
 B.[ガ]行の構音指導ステップ・プログラム
 C.[サ]行の構音指導ステップ・プログラム
 D.[ザ]行の構音指導ステップ・プログラム
 E. 側音化構音の指導ステップ・プログラム
IV その他の異常構音の指導
V 基本的な遊び
VI 単語リスト

 

ことばの教室で一番多いのが,カ行とサ行だと思うので,この本だけでもある程度カバーできると思います。ただ,カ行では,うがいから音作りしていますが,声門破裂音という間違った音作りをする危険性も0ではないので,知識として知っておいた方がいいと思います。

 

古典的でありながら,大切な視点などに気づかされる基本としてぜひ押さえておきたい1冊です。

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